ブラジル産地情報 2011年11月
2011年11月30日
米国農務省(USDA)は、ブラジルの10/11クロップの輸出量が約35百万袋となったと発表。前回発表から、数値を約1百万袋上方修正した。
2011年11月16日
・IBGEによる2011年10月時点での同年の生産量予測は、9月発表時点から0.4%減となる44.3百万袋(60kg/袋)となった。各生産地域の生産量は、最大の生産地帯であるMinasGerais州で0.2%増となる22.1百万袋、EspiritoSanto州で0.4%減となる11.8百万袋、SaoPaolo州で4.6%減となる3.3百万袋となる模様。
・同国の2010年11月-2011年10月の輸出量は、33.9百万袋となり、世界の総輸出量の約33%を占める結果となった。
2011年11月11日
先週後半から、今週前半にかけて寒冷前線の移動に伴い、サンパウロ州やセラード地方で降雨が観測された。今週後半にはこの寒冷前線が更に北上し、ゾナ・ダ・マタを含む幅広い産地に降雨をもたらし、チェリーの成熟に適した天候となる見通し。今のところ比較的天候に恵まれているため、12/13クロップの品質は全般的に高くなると予想されている。
2011年11月09日
産地では散発的に降雨が観測されており、開花後のチェリーの成長を促進する天候状況が続いている。
2011年11月05日
・イタリアのイリー社会長アンドレア・イリー氏は、ブラジル開花状況は非常によく、今後チェリーが問題なく発育した場合には58百万袋となる可能性があると述べた。一方、アナリスト ジュディス・ゲインズ女史も、全て問題なく進めば60百万袋に達する可能性もあるとの考えを示している。
・産地では来クロップに向けて順調な開花が見られているとのこと。今後の天候、施肥量に左右されるものの、現在の開花状況を受けて12/13クロップの生産量に関し、楽観的な見解が広がっている。