ブラジル産地情報 2012年06月
2012年6月27日
・5月後半は、降雨量が増えた影響で今週は高温高湿の状態が続く見通し。31日(木)から6月第1週にかけて気温が下がり、新たな寒冷前線によりコーヒー生産地で気温が下がる見通しであるものの、南部の産地では例年より気温が高く乾燥した天候となる見通し。
少量ではあるが、ニュークロップアラビカが流通し始めた。
サンパウロ州や、ゾナ・ダ・マタの気温の高い産地で収穫が始まり、ミナス・ジェライス州でも6月初旬に収穫開始される見通し。一方、コニロンは収穫が本格化している。
・アラビカの収穫に関しては、ゾナ・ダ・マタ、サンパウロ州、パラナ州、ミナス・ジェライス州南部で始まったが、セラード地方、エスピリト・
サント州、バイア州では始まっていないとのこと。一方、コニロンの収穫は中心産地のエスピリト・サント州で本格化しており、既に収穫の進捗率は50%に達したとのこと。