CARMOCOFFEES:カルモコーヒーズについて
ミナスジェライス州南部にあるコーヒー生産地域のカルモデミナスは1500m級の尾根が続くマンティケイラ山脈の麓にあります。
近くにはミネラル豊富な水源を求め世界中の飲料メーカーが集まる取水地域として有名なサンロウレンソという町があり、標高が高く涼しい気候のため避暑地としてもブラジル国民から人気のある観光地があります。
カルモデミナスのコーヒーはこの地域特性から、独特の風味がつくり出され、国際オークションなどでも非常に人気のある産地の一つとなっています。
カルモコーヒーズ(CARMOCOFFEES)は、このカルモデミナスのコーヒーの中でも特に香味が優れたものを厳格に選別し加藤珈琲店に届けてくれます。
カルモコーヒーズを運営するのは従兄兄弟のジャッケスとルイスパウロの2人。
彼らは4代目になりますが、初代が100年以上も前にコーヒー栽培にとって特別な環境であるカルモデミナスに農園を開きました。
やがてカルモデミナスで産出されるコーヒーが、高品質のコーヒーとして世界中で評価されるようになり、安定的にまたはさらに高品質なコーヒーを栽培するにはどうしたらよいか、と仲間同士でさらに切磋琢磨するようになりました。その結果、組合組織を持ち(COCARIVE=コカリーベ)、選別工場を築くことになりました。その介あってコカリーベにはカルモデミナスの様々な香味品質のコーヒーが集まるようになりましたが、これらを品質毎に管理し、世界中の様々なニーズに応え、輸出し、そして求められている品質や流行を産地に還元し、さらなる品質を創り上げる部門が必要となりました。
これがカルモコーヒーズの重要な責務として任され、現在ジャッケスとルイスパウロが先頭に立ち、品質のかじ取りをリードしているのです。