ブラジルの作柄情報 2011年5月
ミナスジェライス州の作柄情報が入りましたので下記致します。
*全体的に成育状況も良く統一感がある。このまま干天が続き、精選が良好に進めば品質もよく、ファインカップの割合も増える見込み。
*産地標高800〜900mの産地では既に収穫時期を迎えている。一方1000mを超える地域ではあと1ヶ月ほど成熟が必要。
*現段階ではスクリーンサイズが17以上のものの割合が平均で40〜45%で昨年のクロップ(25〜30%)より良い。
*昨年にエスケレタメント(=主幹は切らずに枝のみ剪定する。その格好が骸骨=スケルトンのように見えることからポルトガル語でこのように呼ばれる)を施し た農園が目立つ。全体の10〜15%はありそう。今年は結実しないため生産量は本来のキャパからやや落ちるかも知れない。