ブラジル産地情報 2011年7月
7月28日
今週は週末にパラナ州、サンパウロ州等で雨が降る可能性があるもの、コーヒー産地では概ね例年に比べ気温が高く乾燥した天候となる見通し。来週に入ると、南部及び中部の産地を中心に気温が低下するものの、今のところ霜害は予想されていないとのこと。
・現地情報筋によると、現時点でニュークロップの収穫は67%程終了し、アラビカの進捗率は52%、コニロンの進捗率は98%とのこと。ただし、ミナス・ジェライス州南部では進捗率が59%、ゾナ・ダ・マタでは66%と、他のアラビカの産地より進捗率が高くなっている。
7月21日
・先週から今週中頃にかけては、寒冷前線の到来により、コーヒー生産地域で気温が低く湿度の高い状態となったが、目立った雨は降らず
霜害の懸念もない模様。また、20日(水)以降はコーヒー生産地域で例年に比べ気温が高く乾燥した天候となる見通しで、収穫/乾燥作業に
適した天候となる見通し。
・また、収穫期の乾燥した天候により、ニュークロップの品質は概ね高くなる見通しであるものの、歩留まりは期待されていたより低くなっており(セラード地方では、スクリーン17/18の割合が約25%(事前予想は約35%)、ピーベリーの割合が約20%(事前予想は約+C2710%))、これ
により11/12クロップの生産量が事前予想より小さくなる可能性があるとのこと。