ブラジル産地情報 2011年10月
2011年10月20日
・現地10月11日から12日にかけてまとまった降雨があり、Varginha、Tres Pontas、Boa Esperanca、Alfenasを始めとしたミナスの大部分で一斉に開花が確認された。これに伴い、開花までの旱魃懸念は解消されたというのが現地のコンセンサス。但し、一部情報では今後降雨が限定的との報告もあり、引き続き注視が必要。
・尚、11/12クロップでは、2010年9月21日、27日にまとまった降雨があり、同月30日に一斉開花を観測。これらの記録から、12/13クロップは前クロップと比較し約2週間開花が遅れたものといえる。
2011年10月12日
ブラジルコーヒー輸出業者評議会(CECAFE)によると、当国の本年9月のコーヒー豆輸出量は、前年同期とほぼ横ばいの約290万袋(1袋=60kg)と発表。
2011年10月6日
今週は寒冷前線がアマゾン地域からの湿った空気をコーヒー生産地にもたらすため、降雨量は多くないものの旱魃が懸念されていた産地で雨が降る見通しで、同国の旱魃懸念は後退した。また、10月第2週にも新たな寒冷前線が到来し、産地に纏まった降雨が予想されている。