コロンビア産地情報 2011年10月
2011年10月29日
コロンビア産地情報
今月は8月と同じく全国的に天候が良好でした。 PEREIRA, ARMENIAやMEDELLINNなどのコロンビア南西部の主産地でメイン・クロップの収穫がスタートしました。
またコロンビア南部のHUILA, CAUCA, NARINOの県では、スモール・クロップの収穫が始まりました。
全体的にはクロップの出方がどうも悪いようで、今年のFNCの予想収量(生産量)の1,000万袋どころか、900万袋にもいかないのではないかというのが、大方の見解です。私も今年はせいぜい850万袋が限界かと感じております。
2011年10月20日
コロンビアコーヒー生産者連合会(FNC)は12日、同国のコーヒー生産量(11/12クロップ)に関し、レポートを発表。
ポイントは以下の通り。
★降雨をもたらしたラ・ニーニャ現象が終息(2011年6月)し、天候が徐々に平年の状態に戻ってきた。
★2011年4-6月のミタカクロップは、開花期(2011年7-9月)の降雨量が多く、減産となった。
★2011年10-12月のメインクロップは、生産量が平年に戻ると予想。
★Cenicafe(FNCの研究組織)の発表では、天候の助けもあり、2011年1-3月に中部/北部地域できれいな開花が見られた。
★全国の農協によるレポートから、全国的に順調な開花が発表されている(2011年年始)。
★過去6年間で最も肥料の国内売上高が高く、各農家の施肥量が上昇しているものと予想できる。
★同国の9月の生産量は前年同期比10.5%減となる45.9万袋(60kg換算)、輸出量は11.4%減となる46.7万袋となる模様。
2011年10月6日
FNCによると、10/11クロップの生産量は870万袋/60Kgとなるものの、天候が正常であれば11/12クロップの生産量は1,000万袋に達する見通しとのこと。