コロンビア産地情報 2011年12月
2011年12月23日
コロンビアコーヒー生産者連合会(FNC)は、11月の生産量84.5万袋/輸出量77万袋であったと発表した。 結果、2011年1-12月での生産量は800万袋を切る模様。近年の減産の理由は、1.ラニーニャ現象による降雨量増加、2.多湿によるさび病の流行、3.リノベーションプランによる一時的な生産量減が挙げられる。同国はリノベーションプランにより老木及び病虫害に弱い品種を植え替えており、2011年中に120,000haの植替えを予定している。ただし、2011年12月現在、約200,000haが植え替えを行ったばかりの若木であり、収穫が期待できない模様。2012年の収穫量を予想するには時期尚早であるが、1,000万袋を超えるのは難しいのではないかと思料する。
2011年12月9日
コーヒー研究所であるCenicafe代表のFernando Gasto 氏は、2014年の生産量はラニーニャ現象の影響等で多雨となった場合には850〜900万袋/60kg、天候に異常がなければ1,200万袋程度になる見込みと発表した。また降雨パターン次第では2012年、2013年の生産量見通しの最低値がそれぞれ800万袋、820万袋となると予想している。