コロンビア産地情報 2012年10月
2012年10月1日
コロンビアコーヒー生産者連合(FNC)は同社ホームページで『7 月コーヒー生産量26%増産』と題し次のような記事を掲載していますので参考までに紹介します。
*7 月、コロンビアのコーヒー生産量は668 千袋(60kg)となり、昨年同月の530 千袋に比べ138 千袋の増産であった。
*7 月が増産となり、月産ベースでは昨年対比4 か月連続して増産となった。
*2012 年1 月から7 月の間、313,676 千本が抵抗力のある木に植え替えられた。
*コロンビア生産者連合ムニョス総裁は、これらの成果はコロンビアの生産性を上げる為の体制を作るとの明確な方向性に基づいた全てのコーヒー関係者の強固な合意がなければ達成しえなかったものだとコメントした。
*7 月、コロンビアコーヒーの輸出量は昨年同月に比べ15%増加し、546 千袋(60kg)となった。
ボゴタ、2012 年8 月12 日(FNC発表) 水洗式マイルドアラビカコーヒーの主要生産国であるコロンビアの7 月の生産量は最近数か月の増産の道筋を継承したものであった。生産量の回復は、FNCの指導により実施された意欲的なコーヒー畑若返り計画の結果であり、再生産を可能にする3 つの条件の下、コーヒー畑の生産構造そのものを変えてきたことを意味している。即ち、これら3 つとは、畑が新しいことであり、先進技術を取りいれていることであり、コーヒー木の品種が気候変化に効果的に適応し、且つ病気にも強い種類のものであるということである。これによりコロンビアコーヒーの生産が増産傾向にあることが確認されたと言える。