産地事情 コロンビア 2011年05月
FNC(コロンビアコーヒー生産者連合会)は2011年の見込み生産量を950万袋/60kg、2012年は1,100万袋/60kgと発表した。天候不順等により国内のその他農作物ではやや控えめなデータを発表しているのに対し、楽観的であるとの見方が強い。
近年実際の生産量が見込みを大きく下回る状態が続いているにも関わらず、再び楽観的なデータを発表できる根拠は?との記者の質問に対し、天候条件の回復、コロンビアコーヒーの高品質マーケットにおける成長、そして木のリノベーションの効果を根拠として挙げた。
ムニョス総裁曰く、「年間約13万ヘクタールのリノベーションにより、天候等の問題がなければ来年には1,100万袋/60kgに到達。その後も増加を続け、リノベーション計画の90%を達成することで1,400万袋に到達する。」とのこと。