グァテマラ産地情報 2011年8月
8月30日
グァテマラ南部フライハーネス地域の農園を訪問した報告によると、今年は5月からコンスタントに雨が降り続いており、天候条件がよく、11/12クロップ収穫量は、このまま行けば昨クロップとほぼ同等、もしくは少し減少を見込む(減少の背景は、今年は例年より多めにカットバックを行ったこと)。概して実の付き方はよいとのこと。
8月3日
【11/12クロップ】:各地の詳細な、開花及びチェリーの生長状況は下記の通り。
また、Huehuetenango、San Marcos、Santa Rosaでは、現在の降雨パターンやチェリーの生長は順調であるものの、5〜6月頃に到来した旱魃の影響で昨年より生産量は若干減少すると予想されている。
・西部:チェリーの生長に適した降雨が観測された。EPWの産地では、引き続きチェリーは順調に生長しており、サビ病の問題もなく、一部の生産者は収穫を始めている。HB、SHBに関しては、開花は昨年より少ないものの、チェリーの生長は順調。ただし、一部の管理が不適切な農園ではサビ病が発生している模様。
・中央部:PWは8月下旬には収穫が開始される見通し。チェリーの生長は非常に順調。栽培作業の実施も適切。ただし、SHBの生産量は若干落ちる見通し。
・東部:引き続きチェリーは順調に生長している。農園の管理も適切に行われている。