グァテマラ産地情報 2011年12月
2011年12月9日
・グァテマラ国立コーヒー協会(ANACAFE)によると、10月に中米を襲った豪雨の影響で、カビなどの病害が発生しており、特に影響を受けた農園(在 Chimaltenango)では収穫の約30%にダメージを受けたとのこと。
・現地輸出業者によると、現在収穫が進んでいる2011/12クロップの生産量は、総じて昨年並み、或いは5%程度の減少を見込んでいる。尚、10/11生産量は3.95百万袋(1袋=60kg)であり、5%減産となれば3.75百万袋程度とされる。地域別に事情は異なるものの、大産地であるSanta Rosa(グァテマラ国立コーヒー協会(ANACAFE)の定義ではNew Oriente)では昨年の豊作の反動での減産が、太平洋岸地域(低地産産地)では雨期終盤の豪雨による減産が、それぞれ要因として指摘されている。