韓国のコーヒー市場レポート(2010.08)
韓国のコーヒー市場
全体約1,347億円
内訳は
・インスタントコーヒー → 120億円
・コーヒーミックス → 760億円
・コーヒー飲料(缶コーヒー他) → 429億円
・レギュラーコーヒー → 36億円
現在は、
コーヒーミックス、インスタントコーヒーとクリーミーパウダーとグラニュー糖が入ったスティックコーヒーが一般的43% 100本入り1000円程度
韓国のコーヒーの流れ
1900年ロシアの王位が韓国に来たときにコーヒーを持参、後にコーヒーショップが出来たが繁盛しませんでした。1970年政府が東西食品にインスタント コーヒーを独占販売の権利を与え普及していきました。。東西食品の圧倒的な販売力にてインスタントコーヒーが100%近いシェアーになりました。後にネス レがインスタントコーヒーの販売に力を入れましたが、現在は2位に甘んじています。1988年にフレーバーコーヒーなど一部レギュラーコーヒーの普及が始 まり、その後エスプレッソ中心のマーケットが広がっていきました。1999年スターバックスが韓国1号店オープン、エスプレッソ・カプチーノなどの拡販に て現在200店舗を超え、COFFEE BEAN、イリーなどと競合しています。現在IC80%:RC20%のシェアーにて今後RCのシェアーが増加して いく傾向にあると思います。家庭用マーケットはインスタント中心、日本で普及しているコーヒーバックは韓国では売れないようです。韓国人口4700万人、 コーヒーの生豆輸入は約150万袋にて世界11番目、ベトナム・ブラジル・コロンビア・グアテマラが上位輸入国となっています。
業務用では、シアトル系のカフェブーム
江南(カンナム)のカルロスキル通りでは、オシャレなカフェが軒を並べている
コーヒー一杯=4000ウォン(約320円)
自家焙煎のコーヒー専門店も増えている
ソウル南隣のソンナム市にあるガビアンコーヒー様 |
日本のフジロイヤル焙煎機の代理店をしている。 |
ペーパードリップでスペシャルティコーヒーを丁寧に淹れている。 |
コーヒー教室も開催している。 |
家庭用レギュラーコーヒー市場
スーパーマーケット 200g → 650円位 |
自家焙煎店 200g → 720円位 |
まとめ
今後、コーヒー焙煎メーカーがレギュラーコーヒーの拡販に力を注げば、レギュラーコーヒーの需要が一気に増えることも考えられます。