ルワンダのコーヒー生産について
2011.09.29 SCAJ2011カンファレンスより
ルワンダ共和国輸出協会副理事
Dr.NDAMBE NZARAMBA Magnifiqe氏
ルワンダは、アフリカ大陸の東中央部に位置する内陸国。アラビカ種の生育に適した肥沃な火山灰土壌に恵まれ、伝統的にブルボン種中心の栽培を行っている。特に主産地のキブ湖周辺の高原地帯の気象環境が、甘味豊かな酸味、そして強いボディ(コク)を併せ持つ良質のコーヒーを産出する。
約50万の小規模農家により栽培されるコーヒーの98%はアラビカ種。うち80%がブルボン種。同国コーヒー開発局(OCIR-CAFE)では完全洗浄水洗(Fully Washed)を推奨している。水洗式加工処理は、従来の果肉(パルプ)除去装置とエコロジカル・フレキシブル・ウエットミル(ECOFLEX)を使用。現在、WS施設は80か所以上を数える。それも半径7km以内に1か所設置、点在農家の収量に応じ処理できるように計画的機能的にWSを配置している。