タンザニア産地情報 2011年12月
2011年12月27日
只今、収穫はほぼ終えて来年に向けて残りのコーヒー果実を木から全て取り除く作業段階でした。
今年は裏作にあたり更にはここ数年続いている干ばつの影響もあり、減産と歩留まりの悪さが顕著な年でした。トータル生産量は631,000袋ほどになりそうです。
そして日本市場が好む大粒(AA,AB)が今年は乏しく、特に単一農園からはどの農園もAAをコンテナ単位で引き渡すことが難しいようです。
オークションも残すところ7,8回といったところで、2月には今シーズンが終わりそうです。それから来クロップまでブレイクを迎えます。今年独立50周年を迎えたタンザニア・キリマンジャロコーヒー、改めて啓蒙していきたいと思います。
2011年12月9日
先週のオークションでは2万4千袋/60kgがオファーされ、前半では需要減に伴い価格下落の兆しもあったものの、結局価格は底堅く推移した。品質は全般的に改善している。通常ドイツ等向けに輸出されることの多い一部低級品の国内取引は、需要減に伴い活発でなかった。