2010/2011クロップ収穫について〜タンザニア在中商社様より
2010年01月〜05月の降雨量が平年並みであれば、タンザニア北部・南部ともに2010/2011クロップの収穫量も平年並みになる。
タンザニアの北部・西部
2009/2010クロップ。
A.2008年10月〜11月の小雨季に降雨がほとんど無かった(→開花と結実が失敗した)。
B.その後の大雨季が遅れた(→本来であれば2009年03月〜05月の降雨が、07月〜08月になってしまったことから、豆の成長期がずれた)
この2つが大きな原因となり、収穫量が減ってしまった。
2010/2011クロップ。
2009年10月〜11月、小雨季の降雨は順調で、タンザニア北部の標高が中・低の地域では平年以上の開花、タンザニア北部の標高が高い地域では平年並みの開花がそれぞれ確認されている。2009年12月以降はちゃんと降雨があり(*)チェリーは順調に成長している。(*私見ですが、CBDの蔓延を心配します)。
タンザニアの南部
2009/2010クロップ
A.クロップサイクルの負の年であった。
B.2008年11月〜2009年03月の雨季の降水量がすくなかった。
この2つが大きな原因となり、収穫量が減ってしまった。
※私見ですが、それにしても今回は少なすぎ、との印象を持っています。
2010/2011クロップ
耕作地域が広いし、自分は南部には住んでいないので、正確なところはわからないが、木が立ち枯れしているとか実が付いていないとか、そういうことは聞いていない。
いづれにしても、2010/2011クロップが本格的に日本に到着するのは2011年01月以降になるので、それまでは厳しい状況が続きそうです。