ケニア・タンザニアコーヒーエリア情報
ケニア生産エリア状況
5-6月のサブクロップに関しては昨年12月から5月まで続いた降雨の影響で作柄は質・量共に一般的には順調。10/11のメインクロップに関しては断続的な降雨の影響で開花状況が芳しくなく生産量減は避けれない見通し。
※ティカ地区の様子。サブクロップは終了。
タンザニア生産エリア状況
一般的に表作である事、昨年と異なり十分な降雨があり、南部Mbinga地区で一部病害虫の被害が出るも質・量共に良好。北部の標高900〜1,200m前後の大規模農園については8割方終了しているところも見られた。が、北西部に位置するンゴロンゴロ地区については、まだ未成熟な状態のチェリーが散見され、これから収穫のピークを迎える。 TCBオークション開催は8月中旬を予定している様子で以降の取引になる予定。
※上写真はモシ近郊のEstateの様子
港湾概況に関して
タンザニアの積出港であるダルエスサラーム港は近年コンゴ、ブルンジ、ルワンダ、ザンビアと同国以外の積出港として機能している。その物量は年々増加している。近年では2年前に港湾でキャパオーバーを記録し船積み遅延を発生させた。 今年はプラットホームを1本追加、SSGクレーンを1台増設するも物理的に港湾自体のキャパシティーを考えても多少の遅延可能性はあるかも知れません。
ドーマン社新設ラインに関して
オークションにて落札したロットに対しての再選別ライン設置(石取り及び比重選別機)に関して、現地ではその為のスペースは確認出来ました。が、現在ピニャレンセ社へオーダー中との事で導入は本年中になる見込みとの事。
※ドーマン@モシの様子
※インタークロップの様子
※左:メルー山を望む 右:Kimemo cafe外観
※街の様子
※Kimemo cafe