コーヒー産地市況ニュース
2011年3月31日
産地事情 コロンビア 2011年03月
2月に続き3月も雨模様の天候が続きましたが、もともと3月はコロンビアの雨季。2年前(2008年)のように雨が何日も降り続くようなことはありませんでした。
1月〜03月の日照時間は2007年以前並みに戻り、2011年10月から収穫が始まるメインクロップに向けた開花は順調!との話を耳にするようになりました。 2011年上半期の天候は、全国的に平年並みに戻り、コーヒーの生産量も順調に回復する、と考えています。 (*中米や東南アジアのような明確な雨季、乾季の区別は当地コロンビアにはありません)
FNCは2011年度の年間生産量を990万袋(60キロ)と予想。 昨年2010年度の890万袋(実績)から100万袋増えることになります。 この背景には、2007年以降の台切と2009年〜2010年の新植の効果が、2011年度の下半期に出てくることを計算に入れているものと考えられています。 これは、あながち机上の空論とは言えないと思います。 というのは、サビ病に強いカスティジャー種やバリエダ種は、標高1.500�蛋宛紊竜じ�で極めてハイスピードで実を付けるためです。 苗木(播種から5〜6ヵ月経過した苗木)は植え付け後、1年10ヵ月〜2年2ヵ月位から、 更新後(台切り後)の木であれば1年〜1年3ヵ月位から其々収穫が始まります。 加えて2010年は新植地が増えたとも聞いておりますことから、来年2012年のコロンビアの生産量は1.100万袋を超えるかもしれません。
2011年3月28日
ブラジルのコーヒー工業会(ABIC)は24日、2010年の国内の1人当たりコーヒー消費量が前年比3.4%増の4.8kgとなり、45年ぶりに過去最高を記録したと発表。ブラジルでは所得が向上している中間層を中心にコーヒーの消費が増加している。総消費量は1910万袋(1袋は60kg)だった。ブラジルでは1965年に1人当たり消費量が4.7kgを記録。その後は消費者のコーヒー離れや経済低迷で85年には同2.2kgまで落ち込んでいた。ただ90年代に入ってからは増加基調が続いており、総消費量も過去20年で2.2倍に増えた。ABICは総消費量が12年には2,100万袋に達し、米国を抜いて世界1位になるとみている。
ベトナム統計局(GSO)によると、3月のコーヒー輸出は1月、2月に引き続き好調で、前年同月比22%増の250万袋を記録した。2010年10月から2011年3月までの累計では1,333万袋で前年同期の1,038万袋を大幅に上回っている。
イタリアのイリ−カフェ社は、ノルウェーの独立認証機関デット ノルスケ ベリタス(DNV)から「責任あるサプライチェーンプロセス」認証を世界で初めて取得した。このサプライチェーン認証基準は、DNVが持続可能性や企業責任などの指針を定めたものでイリ−社はコーヒー豆の生産によって生じるリスクと環境負荷で定義される重要業績評価指数(KPI)をクリアし、生産者に対して報奨制度を設けるなどして基準達成が認められた。
2011年3月28日
【ブラジル産地情報(Cecafe(ブラジルコーヒー生産者協会)情報)】
・同国の2011年2月の月間輸出量は、前月比約10%減となる266.4万袋となった。
・同国の2011年1月、2月の平均月間輸出量は約270万袋となった。これは、2010年7月から12月の平均月間輸出量である約310万袋を下回る水準である。
【ベトナム産地情報】
・ベトナムコーヒーの栽培面積は1986年から大きく発展。近年、栽培面積は10.6%、生産性は3.4%、生産量は20%増(年平均伸び率)となっている。
・コーヒー輸出は米より利益が高く、2月の農家の純利益は1haあたり3,400万〜4,400万ドン(約1,700〜2,200ドル)。
・課題は国全体で資金と乾燥施設が不足しており、品質管理が不安定な事と集中的な生産計画が無い事。
・現在の栽培面積は53万4,300haだが、工業化・都市化によりドンナイ省、ビンフック省など東南部各省で面積が縮小していることから、8年後には50万haに減少すると予測されている。
2011年3月22日
【中米情報】
・産地においては、2010/11クロップは、グアテマラEPWは完売。サルバドルHG、ホンジュラスHGは95%以上が販売済みとなっており、 新規での買付が困難になってきている。一方、ニカラグアSHG、コスタリカSHBなども同様で、一般品は既にほぼ完売。Fancyと呼ばれるスペシャリ ティのみを残している。
・収穫期の異なるペルーに関しては、ニュークロップのオファーが出始めている。欧米勢からの買付も今のところさほど旺盛ではないとのこと。
【ガテマラ経済状況】
同国中央銀行の分析によると、伝統産品(砂糖、バナナ、コーヒー、カルダモン及び石油)の輸出額が2,316百万ドル。また、衣類、繊維産品など を含む非伝統産品の輸出総額が3,754百万ドルに上がるとともに、中米各国への輸出が2,394億ドルになった。2010年のコーヒー輸出額は前年比 21.8%となる755百万ドルとなった。2日、政府は官報にて、昨年9月に国会で承認された、中米関税同盟枠組協定を批准したと公表された。これまでに 95%の域外産品も対する関税が統一化されている。今後残り5%の産品に対する関税率の統一化が目指され、植物及び動物検疫に関する諸規制の承認が必要と なる。一方4日には中米、メキシコFTA規制統一化交渉が終了した。メキシコが、グアテマラ、エルサルバドル、ホンジュラスの3カ国及び、ニカラグア、コ スタリカと独自に締結している規制統一化を本年10月までに達成することが合意された。
【ブラジル生産量情報】
在イタリア、イリー社CEOのANDREA ILLY氏はブラジルの11/12クロップの生産量は45〜47百万袋(袋=60KG)となるとの予測を発表した。尚、11/12クロップは裏作にあたる。10/11クロップの生産量は55百万袋前後となる見込み。
【ベトナム情報】
ベトナムでは、来月4月中旬頃から、例年より若干早めの雨季が始まると予想されている。現時点での開花は順調、次クロップは裏年に当り若干の減産 が予想されるも、現時点で具体的な予想をするには時期早尚。昨年の年間降雨量が少なかったことがクロップに影響すると懸念する市場関係者もいる。大手シッ パーは来月にもクロップサーベイ実施予定。
2011年3月22日
米国のクラフトフーズ社は3月16日付けで同社の主要レギュラーコーヒー小売り価格を22%値上げする、と発表。昨年5月以降からの値上げは4度目で累計約56%。インスタントコーヒーも3月20日付けで6-9%値上げする。
タンザニアコーヒーボード(TCB)は2020年までに同国のコーヒー生産量が167万袋となる増産予測を発表した。ただし、現行の2011/12クロップは西部と南部で雨量不足のため、前年度の100万袋から75万袋に留まる見込み。
コスタリカの最大コーヒー生産者組合COOPEDOTAは今年、世界初となるカーボンニュートラル(オフセット)認証コーヒーを販売する、との こと。同組合生産高の約半分を占める15,000袋強の生豆、383袋の焙煎豆がカーボンフットプリントシール(British Standards Institutionによる認証)を貼られて市場に流通する予定。コスタリカは2021年までに世界初のカーボンオフセット国を目指しており、同組合も 非政府団体の協力を得ながらコーヒー農業の低炭素化(化学肥料の代わりに有機肥料の使用など)を推進している。
2011年3月14日
【ホンジュラスコーヒー販売状況】
同国大手輸出業者によると、10/11クロップの約9割については販売契約済とのこと。同国内におけるコーヒー原料逼迫感から、国内取引価格が高騰している模様。
【コスタリカ生産量】
コスタリカコーヒー院は7日、10/11クロップの同国生産量が先月21日までの累計で約1.47百万袋(1袋=60kgs)となったと発表し た。同国は今クロップに約1.56百万袋を生産すると予想しており、収穫は9割以上終わった模様。また2月21日迄に1.41百万袋分の販売契約がなされ たとのこと。
【コロンビア輸出量及び生産量】
コロンビアコーヒー生産者連合会が発表した統計によると、2月の同国の輸出数量は659,000袋(1袋=60kgs)となった。昨年同月比12%増となった。今年1-2月の生産量は前年同期比3.3%増となり167万袋、1-2月のの輸出数量は150万袋と発表した。
【エルサルバドルコーヒー輸出量】
エルサルバドルコーヒー院は、2月の同国の輸出数量は前年同月比19%増の230,155袋(1袋=60kgs)となったことを発表した。昨年同月比12%増となった。
【米国コーヒー輸入量】
米商務省は、1月の同国のコーヒー輸入量が、前年同月比1.9%増の1.94百万袋(1袋=60kgs)となったと発表した。
【米国サマータイム】
米国では本日14日よりサマータイム(Daylight Sagving Time)が適用開始となり、日本との時差は▲13時間となる。本日のICEアラビカコーヒー市場は、通常より1時間遅い4:30am(現地時間)にオープン予定。
2011年3月14日
国際コーヒー機関(ICO)の2月度報告によると、2010-11年度の世界のコーヒー生産見通しはやや下方修正され、1億3370万袋(前年比 8.6%増)。天候不良で減産となったインドネシアを含むアジア・オセアニアで約3.2%減った一方、その他の地域、とくに中南米での増産が寄与した。過 去3ヵ年不作が続いているコロンビアでは生産量が回復しつつある、とのこと。
ブラジルのコーヒー輸出業者評議会(CECAFE)によると、同国の2月のコーヒー総輸出量は266万袋(1袋=60キロ)と、前年同月(226万袋)比18%増加した。また相場高騰の恩恵から、輸出額は前年同月比71%増加し、601.2百万�砲箸覆辰拭�
米国コーヒーチェーン大手スターバックスは10日、コーヒー関連販売大手グリーンマウンテン・コーヒーロースターズに1杯ずつ抽出するシングル サーブ・システム用の商品を提供することで合意したと発表した。シングルサーブ・システムは専用のコーヒーメーカーや専用の抽出パックを使って、新鮮な コーヒーを1杯ずつ抽出する。家庭や企業のオフィスなどで使用が増えており、市場は急速に拡大している。グリーンマウンテンは傘下のキュウリグ製のコー ヒーメーカーや抽出パックを投入しており、市場で先行している。スターバックスの参入により、シングル・サーブ市場がさらに拡大する可能性が高い。(日経 3/11)
2011年3月7日
【ホンジュラス情報】
・2011年2月の同国コーヒー輸出量は、前年同時期比28%増の推計63万袋(60kg換算)となり、単月の船積み数量としては過去13年間で最大となった。
・2010/11クロップ累計(2010年10月〜2011年2月)の輸出量累計は、前年比約50%増の155万袋。
【コスタリカ情報】
・2011年2月の同国コーヒー輸出量は、前年同時期比約12%増の16.9万袋となった。
・2010/11クロップ累計(2010年10月〜2011年2月)の輸出量累計は、前年比約19%増の46.7万袋。
【ベトナム情報】
・ベトナム統計総局によると2011年2月の同国コーヒー輸出量は推計で前年同月比16.9%増の150万袋。
・1月の輸出量については、前回発表の233万袋から242万袋に上方修正。
・10/11クロップ累計(2010年10月〜2011年2月)の輸出量累計は、前年比約5%増の875万袋。
【ペルー情報】
・2010年1-12月の同国輸出量は、前年を約20%上回る381万袋(60KG換算)となった。
・10/11クロップに関しては、裏作のため、収穫は昨年度比で15%程度の減少となると予測されている。
・輸出先上位5カ国及びシェアは、ドイツ(35.52%)、米国(21.29%)、ベルギー(9.16%)、コロンビア(6.78%)、スウェー デン(3.78%)、尚、日本は、11番目の輸出先となっており、1.34%(50,988袋)に留まっている。(データ:Ministerio de Agricultureより)
【中米産地情報(弊社駐在員情報)】
・グアテマラ、ホンジュラスについては、ディファレンシャルは軟化傾向。主原因として、相場高騰、及び仲買人の現行相場で売り切りたいとの思惑が挙げられる。
・サルバドル、メキシコについては、ディファレンシャルは多少軟化傾向にあるが、既に多くの輸出業者の販売が進んでいる。サルバドルに関しては95%が販売済みとのこと。
・ニカラグア、コスタリカについては、ディファレンシャルは未だ高止まりの状態。主原因は両国とも減産懸念であるが、背景としてニカラグアは裏作、コスタリカは収穫初期における降雨が挙げられる。
2011年3月7日
ICE認証在庫は3月4日現在で1,584,286袋と報告された。2月末対比で7,508袋の減少となっている。
インドネシア・スマトラ島産のロブスタ種の2月出荷量は前年比3倍近くに膨らんだ。しかし2011年度収穫の懸念は---残る。
英国のフェアトレード財団は2010年度同認証コーヒーの販売が前年比16%伸びて14,000�邸�23万3千袋)、1日当たり約640万杯のコーヒー販売を達成したことを明らかにした。販売は業務用、小売用、いずれも20%強伸びている、とのこと。
| 2010/11 | 2009/10 | 2008/09 | 2007/08 | 2006/07 | 2005/06 | |
| 世界 | 132.8 | 130.1 | 128.6 | 128.3 | 125.8 | 120.4 |
| 輸入国 | 95.4 | 93.8 | 93.0 | 93.9 | 93.0 | 88.6 |
| 生産国 | 37.4 | 36.3 | 35.6 | 34.4 | 32.8 | 31.3 |
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