コーヒー産地市況ニュース
2011年6月27日
USDAコーヒー11/12クロップ生産量見通し
USDA(米国農務省)は、2011/12クロップのコーヒー生産量見通しを以下の通りと発表した。
※袋数はすべて袋/60kg換算、カッコ内は前クロップ比。
◎全世界:135百万袋(▲2.9百万袋) 同省は11/12クロップの生産量は前クロップに続き世界消費量を上回ると予測している。 |
アフリカ産地情報
ロイター通信によると、2011年5月における輸出量(推定)は24.252トンで前年同月比63パーセントダウン。
内政不安の影響により、輸出量が減少している模様。
ベトナム産地情報
現地輸出業者によると、今年11/12クロップに関しては、これまでのところ天候は順調で2千万袋超、ともすると史上最高の2.5千万袋近くまでに生産量を戻す可能性あり。
2011年6月21日
ロシアでコーヒー需要が急増
ロシアでは若年層の活発なコーヒー需要により消費量が今後3年間で2倍に増加する可能性があるとのこと。
生豆の輸入量については65,031トン(2008)、77,508トン(2009)、86,713トン(2010)と着実に増加している。
ロシアの若年層には新しいモダンな商品を好む傾向があり、またコーヒーが自由や民主主義のシンボルとなっているとのコメントもある。
ロシアの主要な生豆輸入国は1位ベトナム、2位ブラジル、3位インドネシアとなっている(2010年データ、重量換算)
2011年6月20日
ブラジル天候情報
ブラジルでは降霜懸念は後退、乾燥した天候が続いている。これから10日間、寒波の発生見込は無い予想とのこと。
メキシコ輸出量
メキシココーヒー協会は、同国の5月の輸出量が前年同月比54%増の380,159袋(1袋=60kg)となったと発表した。
ウガンダ輸出量
ウガンダコーヒー開発機構は、同国の5月の輸出量が前年同月比43%増の253,270袋(1袋=60kg)となったと発表した。
中米天候情報
6月14日時点では、グアテマラ、コスタリカ、パナマで例年並の降雨が見られる。一方で、ホンジュラス、ニカラグアでは比較的降雨が少なく、やや乾燥気味。今後、中米全体にかけて降雨が見込まれ、特にコスタリカではかなりの豪雨になると予測されている。全般的に例年より降雨が少なめであり、今後一層の降雨が望まれる。
2011年6月21日
ロシアでコーヒー需要が急増
ロシアでは若年層の活発なコーヒー需要により消費量が今後3年間で2倍に増加する可能性があるとのこと。
生豆の輸入量については65,031トン(2008)、77,508トン(2009)、86,713トン(2010)と着実に増加している。
ロシアの若年層には新しいモダンな商品を好む傾向があり、またコーヒーが自由や民主主義のシンボルとなっているとのコメントもある。
ロシアの主要な生豆輸入国は1位ベトナム、2位ブラジル、3位インドネシアとなっている(2010年データ、重量換算)
2011年6月20日
ブラジル天候情報
ブラジルでは降霜懸念は後退、乾燥した天候が続いている。これから10日間、寒波の発生見込は無い予想とのこと。
メキシコ輸出量
メキシココーヒー協会は、同国の5月の輸出量が前年同月比54%増の380,159袋(1袋=60kg)となったと発表した。
ウガンダ輸出量
ウガンダコーヒー開発機構は、同国の5月の輸出量が前年同月比43%増の253,270袋(1袋=60kg)となったと発表した。
中米天候情報
6月14日時点では、グアテマラ、コスタリカ、パナマで例年並の降雨が見られる。一方で、ホンジュラス、ニカラグアでは比較的降雨が少なく、やや乾燥気味。今後、中米全体にかけて降雨が見込まれ、特にコスタリカではかなりの豪雨になると予測されている。全般的に例年より降雨が少なめであり、今後一層の降雨が望まれる。
2011年6月13日
ブラジル
・Cecafeは7日(火)、2011年5月までの直近12ヶ月における同国コーヒー輸出金額が、約70億ドルと過去最高になったと発表。
・同期間における輸出量は、34.4百万袋。
・2011年5月の輸出量は2.39百万袋と、前年同期比7%増となった。
・Cecafeによると、ロブスタの輸出量は前年同期比166%増の約34万袋となった。(アラビカはほぼ変わらずの約205万袋)
インドネシア
・同国大手輸出業者によると、09/10クロップ~11/12クロップの生産量予想は以下の通り。
・大手輸出業者によると、11/12クロップの降雨ダメージは非常に大きい模様。
・生産量は、前クロップ比30%~40%減少すると見られる。
・局地的には、例年の10%程度しか収穫できない地域もある模様。
・5月は乾季の為例年降雨がないが、今でもほぼ毎日スコールのような降雨があるとのこと。
以下が現在の様子。
2011年6月7日
ブラジル
・現在収穫が始まっている11/12クロップは、裏作にもかかわらず生産者からも実の付きが良いとのコメントが多い。裏作年としては歴代最大の収穫量になると見ている市場関係者が大半。既に凡そ1割強が収穫されているだろうとのこと。収穫量予想は以下の通り。
- 南ミナス:13.5~14.5百万袋
- セラード:4.5~5.5百万袋
- ゾナ・ダ・マタ:6.0~6.5百万袋
- ミナス・ジェライス州:24.0~26.5百万袋
- エスピリトサント州:10.5~11.5百万袋
- サンパウロ州:3.0~4.0百万袋
- その他:7.5~8.0百万袋
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- 合計:45.0~50.0百万袋
以下はセラード地域での収穫の様子。
ホンジュラス
・同国大手輸出業者によると、09/10クロップ~11/12クロップの生産量予想は以下の通り。
- 09/10年クロップ:3.3百万袋
- 10/11年クロップ:4.0百万袋(予想)
- 11/12年クロップ:4.0百万袋(予想)
・09/10年クロップから10/11年クロップにかけ、20%の増産となる背景は、①3年ほど前から実施している樹木の植替え効果、②相場高騰による農家の収入増→農園手入れの改善の2点。多くの中米諸国で生産量は横ばい、又は減少傾向が予想される中、同国は今後も生産量が伸びる見通し。
・尚、同国コーヒーの輸出先は、1位ドイツ、2位ベルギー、3位米国、4位イタリア、5位韓国。日本は第9位。「比較的安価なマイルドコーヒー」を売りとするペルーの輸出先に似ている。
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